2 気管および気管支について正しいのはどれか。1つ選べ。
1 気管には軟骨が存在する。
2 気管は食道の背面に位置する。
3 主気管支の太さは右の方が左より細い。
4 主気管支の長さは右の方が左より長い。
5 主気管支の分岐角度は右の方が左より大きい。
解答 1 1版P.89
【オリジナル解説】
1. 各選択肢の修正と根拠
選択肢1:正しい
気管には、16〜20個の馬蹄形(C字型)をした気管軟骨が存在します。これにより、呼吸時の陰圧でも気道が潰れないよう「管」としての形態を維持しています。
選択肢2:誤り(正:気管は食道の「前面」に位置する)
喉元を触ると硬い軟骨を感じるように、気管は体の表面側にあります。そのすぐ後ろ(背側)を食道が通っています。
選択肢3:誤り(正:右の方が左より「太い」)
右の主気管支は左よりも太くなっています。これは右肺が3葉(上・中・下)あり、左肺(2葉)よりも空気の流入量が多いためです。
選択肢4:誤り(正:右の方が左より「短い」)
右は約2.5cm、左は約5cmです。右は太くて短いため、異物が入り込みやすい構造です。
選択肢5:誤り(正:右の方が左より「小さい(垂直に近い)」)
気管の正中線に対する分岐角度は、右が約25度、左が約45度です。右の方が「急峻で垂直に近い」ため、気管挿管チューブを深く入れすぎると右側に偏って入る(片肺挿管)原因になります。
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