2026年1月4日日曜日

第48回A問題 問31 ラリンゲアルマスクのサイズは何を目安として定められているか。

第48回救急救命士国家試験A問題はこちら

31 ラリンゲアルマスクのサイズは何を目安として定められているか。1つ選べ。

1 身長

2 体重

3 胸囲

4 年齢

5 性別


解答 2  11版P.354



【オリジナル解説】


正解は 2 体重 です。

ラリンゲアルマスク(LMA)などの声門上気道デバイスは、解剖学的な咽頭の容積が体重と最も相関するという理論に基づいてサイズが設定されています。


各選択肢の解説

  • 1 身長

    気管チューブの挿入深さの目安などには身長が用いられることがありますが、LMAのサイズ決定には使用しません。

  • 2 体重(正解)

    LMAは体重(kg)を目安にサイズを選択します。標準的な成人の場合、サイズ4(体重50〜70kg)やサイズ5(70〜100kg)が一般的に選択されます。

  • 3 胸囲

    医療資器材のサイズ決定において、胸囲が単独の指標になることはほとんどありません。

  • 4 年齢

    小児においてはおおよその目安になることはありますが、個体差が大きいため、原則として体重を優先します。

  • 5 性別

    体格の傾向として参考にはなりますが、最終的な決定指標はあくまで体重です。


救急救命士試験のポイント:サイズの目安表

試験対策として、以下の主要なサイズ区分を頭に入れておくとスムーズです。

サイズ適応体重(kg)カフ注入空気量(最大)
330 〜 50 kg(小柄な成人)20 mL
450 〜 70 kg(標準的な成人)30 mL
570 〜 100 kg(大柄な成人)40 mL

救急現場では、傷病者の推定体重から迅速にサイズを選択する必要があります。LMAのパッケージや本体のコネクタ付近にも、必ず「適応体重(kg)」が記載されていますので、実習や現場でも確認してみてください。

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プロフィール

  某政令指定都市 指導救命士 指導係長を経て救命士王となる。